佐藤千亜妃が席巻する今秋
こんばんわ。
最近南武線沿線沿いに引っ越して、電車通り沿いに住む過酷さを身に染みて感じてますが、部屋はめちゃ気に入っているので良しとします。
さて、最近僕がヘビーローテーションしている「佐藤千亜妃」について、直近で確かにこのポジション空いてたなという事も含めつつ、佐藤千亜妃さんを僕目線で紐解いていきたい。この秋は佐藤千亜妃の曲と共に過ごしてみてはいかがだろうか?
最近空いていたこのポジションについて
何故、このポジションが最近空いていたのかというと。このポジションは遡ること90年代から定期的に新しい才能が見つかる。
例えばChara、例えば椎名林檎、例えばSalyu、など少し毛色が違うが定期的に女性SSW(シンガーソングライター)は出てくる。特に今の音楽業界は音楽偏差値が上がっている用に感じており、アイドル→K -POP→バンド・SSW・You Tubeミュージシャンが台頭する時代だ。
前にも書いたかもだけど、現在の音楽シーンは90年代中期を彷彿とさせる流れに非常に近い。当時はミリオンヒットを量産した時代だが、本当に良い曲。耳に残る曲を世の中に輩出していた。僕は今の音楽シーンがとにかく「面白い!」と前にも書きましたが、才能がどんどん出てきていて、いい刺激をアーティスト同士で受け合っている環境になっていると思っている。
その90年代中期には先にも書いた、Charaを筆頭にUAやBONNIE PINKなど女性SSWは定期的に現れていた。2000年代になると先に書いた椎名林檎を筆頭に、COCCOや安藤裕子、柴田淳など。どんどんといい刺激を受けてアーティストが出てきた。
特に僕が強調して言いたいのは、現代における佐藤千亜妃のポジションは2000年代中期に頭角を現した、「安藤裕子」と「柴田淳」にめちゃくちゃ近いポジションなんじゃ無いかと勝手に思っている。
このポジション実は最近出てきていなかったのだ。
安藤裕子&柴田淳が残した「せつなSONG」
2000年中期、世の中を切ない色に染めた「安藤裕子」
佐藤千亜妃が好き!って人なら90%刺さりそうな類似アーティストを紹介する。僕がうだうだ説明するよりも曲を聞いてもらったほうが早い。
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どうでしょうか?割と的を射てると思うのですが。
この安藤裕子「のうぜんかつら」は当時、TVCMの月桂冠「月」というお酒のCMで大量に流れ、それを期に安藤裕子は大ブレイクした。
彼女の独特な世界観を浮き彫りにした代表曲。
どうでしょう?いいでしょう?笑
佐藤千亜妃好きなら、間違いなく刺さるアーティストかと。
続いては、「柴田淳」だ。
同じく、僕が余計な説明をするよりも聞いてもらった方が早い。
どうでしょうか?ここまで生々しい不倫ソングなんて現代では中々聴けないかも。笑
今聴いても、良いんだから。
佐藤千亜妃は間違いなく、この2アーティストの路線の売れ方をすると僕は予想しており、売れるのも時間の問題だな。と。
というか既にバズり始めてますよね。
アルバム「KOE」に収録「カタワレ」のバズ
佐藤千亜妃の最新アルバム「KOE」に収録されている、「カタワレ」は既にバズっており、TiK ToKを中心に若者にも浸透している。
「カタワレ」は曲を聞けばそのキャッチーさ故に、TiK ToKで使いたくなる理由もわかる。
このバズによって、現在彼女の曲の中ではダントツで「カタワレ」が聴かれているが、僕個人としてはこの楽曲によって彼女が知られたのは分からないけど、本人的にはあまり求めていなかった結果なのでは?と思っている。(注意:個人の見解です!)
本来、佐藤千亜妃の持ち味は先にも話した安藤裕子や柴田淳の代表曲に近い、「切ない楽曲」が本筋なのでは?と考えている。
それはアルバムタイトルに掲げられている理由付にもあるのでは無いかと。
佐藤千亜妃が席巻するこの秋
勝手に、この秋にプッシュして申し訳ないのだが、先にも話した「佐藤千亜妃の持ち味」はアルバム「KOE」に収録の「声」を聴けばわかるだろう。
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分かります?この切なさ。
まじで、ここ最近の女性SSWでトップクラスに切ない曲を書く人だと思ってます。
僕は勝手にこの手の曲を昔から「秋SONG」って位置付けてますが、秋の夕暮れ時に聴きたくなる曲の事を指します。笑
もう冒頭歌詞がすごい。
--歌詞抜粋
声が聞こえたような気がして
人混みの中で君を探した
何度も描いて消した未来が
今も鮮やかに胸を締め付ける
やばいでしょ?切なすぎ。
僕が、最近彼女と別れたから響きすぎるのかもしれないですが笑
引きずって無いですよ!(どうでもいい)
僕がこの手の曲を好きな理由として、自分の気持ちや抱えている事を音楽に乗せやすいから好きなんだろうな。音楽の使い方は人それぞれ、十人十色の音楽の聴き方があってそれぞれが納得する聴き方をすれば良いと思うのですが、音楽がその効能を一番発揮する感情の中で「切なさ」は誰しもが音楽に気持ちを乗せやすいのでは無いだろうか。
もし、今失恋してしまったとか、彼氏彼女と別れてしまった寂しい秋を過ごしているアナタに間違いなく刺さる佐藤千亜妃の世界観。
秋自体一瞬の出来事で、毎年気がつけば冬がやってくる。
でも、その一瞬を「切ない気持ち」で満たしたいそこのアナタ。
この秋のお供に、是非聴いてみて欲しい。